「実家じまい」を始めようと思っても、物が多くて何から手をつければいいか分からない——そんな声をよく聞きます。実は、進める順番を決めるだけで、驚くほど楽になります。この記事では、実家じまいの全体手順を、最初のステップから整理します。

順番の基本:貴重品 → 思い出 → 日用品 → 大型

やみくもに片付けると、大事なものを見落としたり、途中で力尽きたりします。次の順番がおすすめです。

  1. 重要書類・貴重品:通帳・印鑑・保険証券・契約書・現金など、先に確保
  2. 思い出の品:写真・手紙・人形・骨董品(価値や希望を家族で確認)
  3. 日用品・衣類:使うもの・手放すものを仕分け
  4. 家具・家電(大型):運び出しが難しいものは最後に

ステップ1:重要書類・貴重品を先に

いちばん大事なのが、この最初のステップです。通帳・保険証券・権利証などは、まとめて確保しておかないと、あとで手続きに困ります。確認リストは親の家を片付ける前に確認したいものリスト、捨てる前の注意は捨てる前に確認したい物をどうぞ。

ステップ2:思い出の品は家族で

写真・手紙・人形・骨董品は、一人で判断せず家族で。捨てづらい人形や価値の分からない骨董品は、供養・譲渡・買取という選択肢もあります(人形の整理骨董品の整理)。

ステップ3・4:日用品と大型のもの

日用品は「残す・手放す・保留」の3分類で。大型の家具・家電は無理に運ばず、家族で運べるものと頼むものを分けます(大型家具や家電を家族だけで運べない時)。

家族だけで抱え込まない

量が多い、遠方、時間が取れない——そんなときは、生前整理・遺品整理や不用品回収のサービスを選択肢の一つとして。料金・対応エリア・対応品目・サービス内容は各社で異なるため、依頼前に必ず公式サイトでご確認ください。

物だけでなく「情報」も一緒に

実家整理では、物を片付けるだけでなく、連絡先・保険・口座・薬・持病・写真・大切な言葉など、家族が後から困りやすい情報も一緒に整理しておくことが大切です。情報の残し方は生前整理で残しておきたい情報をどうぞ。

家族で確認しておきたい情報リスト

  • 通帳・印鑑・保険・契約書のありか
  • かかりつけ医・常用薬・持病
  • 残したい写真・思い出の品の希望
  • 家族で運べるもの/頼むものの線引き
  • 進め方・費用・日程の合意

まとめ

実家じまいは、「貴重品→思い出→日用品→大型」の順で進めるのが基本。最初に重要書類を確保し、思い出は家族で、大型は無理せず。順番さえ決まれば、着実に前に進みます。まずは親の家を片付ける前に確認したいものリストから始めてみてください。